家族葬のトラブル、失敗事例
更新日: 2023/10/13
お葬式、特に昨今増えてきている家族葬で失敗したくない、という方に向けて 実際あった家族葬のトラブル事例から、家族葬について正しい知識を身につけましょう。
家族葬の失敗事例とは?
家族葬で失敗した、と思うケースはどんな事例でしょうか。 まずは大きく4つに分けてご紹介します。
金銭面のトラブル
突然のお葬式に、費用を抑えられるから、と家族葬にしたものの、予想以上に費用がかかった、と感じる方も多いようです。 特に、家族葬だから一般葬よりも費用がかからないと思って、基本プランに含まれていないオプションを必要以上につけてしまったケース。
これは家族葬でも一般葬でも葬儀の内容を変更することで起こりえることですので、事前の見積もり提示と予算が合うように調整しましょう。
また、参列人数が少ないため、受け取る香典の額が少ないケース。 結果的に一般葬にしたほうが費用を抑えられるケースもありますので注意が必要です。
親族間のトラブル
人数を限定しすぎてしまうことで、呼ばれた親族と呼ばれていない親族とで関係性が悪くなってしまったケース。 遠方だから、とか高齢だから来られないだろう、と思い込む前に知らせるべき親族には訃報連絡をしたほうがよいでしょう。
地域、近所間でのトラブル
家族葬の予定が訃報を知られてしまい、当日参列が絶えず来たことで料理や返礼品の準備が間に合わなくなってしまったケース。
または当日は家族葬で満足したと思ったら、後日自宅に絶え間なく弔問客がお参りに来たことで家族の負担が葬儀のときより大きくなったケースがあります。
この場合は、事前にどこまで知らせて、知らせなかった範囲にはその後どう伝えるか、まで先を見越した伝達が必要になります。
式場選択でのトラブル
家族葬で執り行う予定で式場選定したが、小規模用のホールがなく、50名や100名が収容できる式場で数名の家族葬を行ったケース。
公営式場の場合や葬儀社によっては大きいホールしか所有していないこともあります。その場合、パーティションのような区切りができるのか、または他にも利用方法を工夫できるのか確認が必要です。
家族葬で失敗しないために
家族葬で失敗しているケースは未然に防ぐことができることがほとんどです。ポイントは参列者はどこまで知らせて、知らせない方にはどのように伝えるのか。
また、家族葬のメリットとデメリットを把握して、金銭面での誤解がないようにしたり、葬儀社に式場が何人規模の広さなのかを確認しておくことが大切です。
家族葬の詳細についてはこちらで説明しております。