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例文付き!お別れ会・偲ぶ会のお礼状の書き方

お別れ会や偲ぶ会などを終えた後に、招待した方々に参加してくれたことや香典を持参してくれたことなどに対してお礼状を出すことがあります。 そこで、ここではお礼状を書く際に気を付けておきたい書き方のマナーについて紹介します。

お別れ会・偲ぶ会のお礼状

お別れ会・偲ぶ会のお礼は、手紙で行うのが一般的です。忙しいところ集まっていただいたことなど、感謝の気持ちを伝えます。基本的にはハガキで構いません。タイミングとしては、会が終わってから1週間から1か月以内に送るといいでしょう。

お別れ会のお礼状の例文

具体的にどのような文面にすればいいのか、相手別に文例をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

参加してくれた方へのお礼

お別れ会の当日は全ての方に直接お礼をお伝えすることができないこともあるため、参加してくれた方々に対してお礼状を出すようにしておくと安心です。

謹啓

新春の候ますますご盛栄のこととお慶じ申し上げます。
先般は、○○のお別れ会に際し、ご多忙のところのご参加並びに、御鄭重な香典、供花などを賜り、誠にありがたく存じる所でございます。
皆様のご厚意のおかげで無事にお別れ会を相営みました。
今後とも、皆様がご健勝を祈念いたして、略儀ながら書中にてご挨拶に代えさせていただきたいと存じます。

 敬具

令和〇年〇月〇日
氏名

実行委員をしてくれた方へのお礼

お別れ会を取りまとめることは、大変な労力を要するため、実行委員をしてくれた方へのお礼は、忘れずに行うようにしましょう。

拝啓

残暑の候、皆様におかれましてご健勝のことと存じ上げます。
過日の○○のお別れ会に際して、御丁重なご厚意を賜り、またご鄭重な献花、供花、供物を賜り誠に感謝の意を表したいと存ずるばかりでございます。
貴殿は、実行委員会を引き受けていただき、厚いお礼を申し上げます。
皆様の、お力によりお別れ会を滞りなく相営ました。
書中にて失礼いたしますが、今後の一層のご健勝をお祈りいたします。

 敬具

令和○年〇月〇日
氏名

遠方から来てくださった方へのお礼

遠方から来てくださった方に対してのお礼状は、参加してくださったお礼に加え、遠くから足を運んでくださったことに対してもお伝えするようにしましょう。

拝啓

時下、貴殿においてますますご清祥のことと存じ上げます。 過日、○○のお別れ会に際しましてご多忙のところご丁重な配慮をいただきまして、またご鄭重な香典などを賜り、また供花や供物などを賜りまして誠に厚い礼をいたしたく存じます。 遠方から、運びいただき誠に有難く存じます。 本来なら、直接拝趨しご礼を申し上げる所ですが書中にて失礼いたします。

 敬具

令和○年〇月〇日
氏名

お礼に使ってはいけない言葉

慶事や弔事の場では、不幸や不吉なことを連想させるような言葉はタブーとされており、避ける必要があります。 これらを忌み言葉(いみことば)といい、お別れ会などのお礼状を書く際にも使用しないように気を付けなければなりません。

主な忌み言葉

  • 重ね言葉 (例)ますます、度々、折々 など
  • 不幸なことを連想させること(例)繰り返し、再三、続けて など