喪主も施主も供花を出すべきか?
更新日: 2023/10/13
「供花」とは、葬儀のときに贈られる生花のこと。故人と縁が深かった参列者から贈られるときもありますが、喪主は供花を出さなければいけないのでしょうか。
ここでは、喪主として供花を出すべきか、供花を出すときの注意点についてご紹介します。
喪主は供花を出すべきか?
喪主が、供花(きょうか)を出さなければいけない決まりはありません。供花は、故人への感謝の気持ちを伝えて弔うのが目的のため、誰が送っても問題ないです。
お気持ちであるため、喪主は供花を出すときが多いですが、地域によって差があります。喪主が、周囲に相談せずに供花を出すとトラブルが起きる時もあるため、事前の確認が必要でしょう。
喪主が供花を出すときの注意点
喪主として供花を出すときには、どのような注意点があるのでしょうか。喪主に兄弟姉妹がいるときや、喪主と施主を兼任しているときには、気を付けるべき点があります。ここでは、喪主として供花を出すときの注意点についてまとめました。
喪主は一基で出す?一対で出す?
供花を2つ出すときは「一対(いっつい)」、1つ出すときは「一基(いっき)」と呼びます。喪主は、故人との縁が深いため、一対で供花を出すと良いでしょう。
親が亡くなったケースでは、喪主に兄弟姉妹がいないときは個人で供花を出します。もし、兄弟姉妹がいるときは、連名で出します。喪主は、高価な供花を出すことが多いため、費用負担は家族と相談しましょう。
喪主と施主は別々に出せる?
喪主と施主を違う人が務めているときは、それぞれの立場として供花できます。しかし、喪主と施主を1人で兼任するときは、喪主・施主のどちらかとして供花しなければなりません。
喪主と施主のどちらが良いかについては決まりがなく、地域によっても違います。そのため、葬儀を行なう地域に合わせて、喪主と施主を選ぶと良いでしょう。