喪主の年齢について
更新日: 2023/10/13
喪主の年齢は、何歳からなど決まりはあるのでしょうか。喪主を務めるのは、中高年の人が多い印象ですが、20代でも喪主を務めるケースもあります。ここでは、喪主の年齢制限や、平均年齢、20代やご高齢の人が喪主を務めるケースについてご紹介します。
喪主の年齢は何歳から?
喪主には、年齢制限がありません。そのため、何歳からでも喪主を務めることができ、ご高齢でも喪主になれます。基本的には、故人の配偶者が喪主となるケースが多いため、故人がご高齢のときは喪主も高齢になるでしょう。
喪主を初めて務めた人の平均年齢は?
初めて喪主を務めた平均年齢は、「50.8歳」です。40代で喪主を初めて務めたと回答した人が最多ですが、70代や20代以下で喪主を務める人もいます。
一般的には、喪主は故人の配偶者である場合が多いですが、配偶者がご高齢のときは負担がかかってしまいます。そのため、高齢の親に代わって、子どもが喪主を務めるケースが多いのです。初めて喪主を務めた年齢が40代〜50代である人を合わせると、全体の62%となり半数を超えています。
参照:公益社公式HP(https://www.san-hd.co.jp/files/news/other/20220908.pdf)
20代でも喪主になるケース
若くしてご両親が亡くなったときは、20代で喪主を務める可能性があります。配偶者が務めることが多い喪主ですが、ご両親ともに亡くなってしまった場合は、子どもが喪主を務めます。
一般的には、配偶者→子ども→親族や友人の順番で喪主を務めるケースが多いため、配偶者や子どもがいない親族が亡くなったときにも、喪主を務めるかもしれません。
高齢でも喪主になるケース
高齢である故人の配偶者は、故人と同様に高齢であることが多いでしょう。そのため、長生きされた故人の配偶者が喪主を務めるときは、高齢になりがちです。喪主が高齢のときは、子どもや親族のサポートが重要になります。
喪主は、葬儀を取り仕切るだけではなく、法要やお墓の管理などの責任も担います。そのため、葬儀後も喪主の責務を果たせるのかは、考えた方がいいでしょう。