最期のお祭り
家族に、仲間に
明るく送られる式
「ありがとう、元気でな」
仲間が集い、送り出す。
この声は父にも届いているはず。
ご家族の背景
湿っぽく送るのは
父らしくない
賑やかに見送りたい
- 喪主:40代女性
- 故人様:喪主のお父様
- 葬儀種類:一般葬
お父様は何事にも全力投球。生まれ育った地元地域の発展のため、お祭りの団体も立ち上げるほど。気が付けばいつも輪の中心にいるような方でした。
式の様子
家族や仲間と過ごした
笑顔の時間を思い出す
写真をふんだんに飾る
式場入口に故人様のお写真や家族写真をいくつも飾りました。多くの参列者の方が足をとめてご覧になり、故人様と過ごした日々を思い返されていたことでしょう。
ご逝去後、故人様はお式当日まで自宅でお休みに。自営業を営み、かつお祭りの自治体も立ち上げるほど精力的な方でしたので、関係者の方々が何名も自宅に弔問に来られました。皆さんお酒を飲みながら故人様のことを語り合ったそうです。
故人様は前年に東京マラソンを完走され「今年も走りたい」と仰っておられたそうです。残念ながらそれは叶いませんでした。前年に着用したウェア、シューズ、タオルをご家族がお棺に手向けられ、「いつでも好きな時に走ってね」と声をかけながらお別れされておりました。