終活は断捨離から始めよう!

「断捨離=片付け」というイメージがあるかもしれませんが、断捨離とは「モノにとらわれない生き方をする」ことです。
コツをつかんで一緒に断捨離、始めていきましょう。

終活の断捨離

断捨離の手順6つ

①片付ける場所を決める

キッチン・リビング・寝室といった部屋ごとでも、引き出しの1段だけ、と決めても構いません。断捨離する場所を決めたら、ものを広げられるスペースをとりましょう。

②ものを全て広げる

決めたエリアにあるものをいったん全て広げて、何があるのかを知りましょう。

③広げたものをに分ける

すぐに「不要」と判断する必要はありません。自分で制限時間を設け、その中で「不要」と判断できなかった場合は「保留」にしておきましょう。

④「必要」なものを収納する

まずは使用頻度が高いもの・低いもので分けていきましょう。

⑤「不要」なものを処分する

ごみとして出す以外にも、フリーマーケットやフリマアプリを利用したり、家族や親しい友人にあげるといった方法も考えられますよ。

⑥「保留」をどうするか考える

思い出が詰まったものや、もう一度見ても元気が出るものは、無理に捨てようとしなくても大丈夫。
ただし、半年~1年程度の断捨離期限を設け、その期間内に一度も思い出さなかったり使わなかったりしたものは、もう一度考え直してみましょう。

断捨離のコツ3選

①一度に片付けようとしない

一気に整理してしまおうとすると、物の多さに疲れて途中で投げ出してしまい、挫折してしまいます。少しづつ着実に進めていくのが重要です。

②物を手放すことを恐れない

実は、意外となくても大丈夫というものは多いです。
手放すことを恐れず、どうしても必要ならもう一度迎え入れればいいと考えるようにしてみては。

③すぐに新しいものを買わない

新しいものを買うときは、本当に必要なのかどうか考えましょう。せっかく断捨離しても新たにものが増えては意味がありません。

洋服・靴・かばんの断捨離のポイント

①実際に着てみる

見ただけだと、もしかしたら着れるかも…と考えてしまいがち。実際に着てみると、違和感を感じて手放す決心がつくかもしれません。

②似た系統は減らす

系統の似ている服は普段から着回すもの・着心地の良いアイテムに絞って、他は処分しましょう。

③「高かった」ものは査定

中には、高かったからという理由で捨てられないものもあるはず。一度査定に出して今の金額を聞いてみると、考え直すきっかけになるかも。

④クローゼットは7割収納

3割は空けておき、取り出しやすく、しまいやすい収納を目指しましょう。

書類の断捨離のポイント

①本・雑誌

必要な部分だけ保管

特定のページだけが気に入っていて捨てられない、という場合はその部分だけ切り取ったり、スキャナーを利用するなどしてそのページだけ保管するのも一手です。

②保証書

HP等で公開されていないか確認

現在はインターネットで使用方法を調べられるケースも多く、わざわざ取扱説明書を保管しておく必要性もなくなってきています。
また、家電製品などの保証書は1年程度で切れてしまうものがほとんどです。有効期限が切れた保証書は捨て、今後見る機会が少ないと判断できる取扱説明書は断捨離を検討してみては。

最後に

「断捨離」と聞くと、特に片付けが苦手な人や物を捨てるのが苦手な人は嫌になるかもしれません。
でも、整理整頓をすることで心と時間に余裕が生まれ、ストレスフリーな生活につながりますよ。断捨離をして、充実した老後生活を送りましょう。