二七日法要

二七日法要とは、故人が亡くなってから14日目に行なう儀式のこと。近年は、家族や親族のみで二七日法要を行なったり、法要を省略するときもあります。ここでは、二七日の意味や二七日法要のお布施、香典、服装、お供え物についてまとめました。

二七日法要

二七日とは

二七日(ふたなのか)とは、故人が亡くなってから14日目のこと。仏教的には、極楽浄土に行けるかの審判が7日ごとに行なわれていると考えますが、二七日は2回目の審判の日を指します。二七日は、以芳忌(いほうき)と呼ばれることもあります。
二七日法要は省略することが増えており、もし行なう場合でも遺族のみで開催するケースが多いです。

二七日法要のお布施

二七日法要のお布施の相場は、1〜5万円程度です。二七日法要のお布施として別途用意することがほとんどですが、葬儀でお渡しするお布施に含まれている時があります。お布施の用意が必要かどうかは、必ず菩提寺に確認しましょう。

二七日法要の香典

二七日法要に参列する人は、香典の用意をしましょう。香典の相場は、3千〜5千円程度。香典袋の表書きは、宗派によって表記が違います。一般的には「御霊前」と書きますが、故人が浄土真宗を信仰していたときは「御仏前」と記載します。

二七日法要の服装

二七日法要の服装は、喪服ではなく平服での参列を促すケースが多いです。平服と言っても普段着ではなく、略喪服といったダークスーツや地味な色の服を選ぶようにします。

二七日法要のお供え物

二七日法要のお供え物は、果物やお花など消えて無くなるものを選びます。法要の後に参列者に配ることが多いため、配りやすくて日持ちがするものをお供えすると良いでしょう。食べ物をお供えするときは、殺生を連想させる肉や魚は避けます。